不要、不急の、すゝめ。
Column 6
新型コロナウィルスで、100年に一度と言われる危機となっています。3密を避ける様に、不要不急の外出は控えて、など報道でもしきりに伝えられています。
先日テレビを見ていると、ある方が「不要不急の行いが心の安定には大切です」と話していました。
例えば、家の庭いじりをしてみるとか、愛犬の毛を整えるとか、編み物をするとか折り紙で難しい形状のものを作るとか。あまり目的を持たずに、急がず自分のペースで出来ることに没頭してみる。重要でもなく、急ぎでもないことを、休みの日にあえてしてみる。こういった行動が、心の平穏を保つためには大切な様です。
どうやら新型コロナウィルスが終息するのには、少し時間がかかりそうです。ウィズコロナ、という言葉も出てきています。この様な時期、人間という生き物は攻撃的になったり幼稚化する傾向にある様で、諸外国では暴動など起こるかも知れません。危機の時こそ、出来るだけ知恵を出し、心を穏やかに保ちたいものですね。
私たち吉岡印刷も、従来の貢献は精一杯しつつ、これを機に変えるべき事は変え、新しい貢献のスタイルやビジネスモデルを構築するスピードを早めています。同時に、経営理念や顧客社会への姿勢の部分など変えない部分は変えず、不動心で望みたいと思います。
当社の古民家デザインオフィスからは小さな庭が見えます。
急ぐ時こそ草木に水でもあげて心静かに穏やかに、でも仕事は着々と迅速に、顧客社会の進化発展に貢献できる様実行していきたいと思います。
代表取締役 吉岡