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カタログ発送代行なら吉岡印刷 ― マゼンタ版・スミ版を差し替えて全国100拠点へ納品する舞台裏
2026.10.30
「全国100カ所以上の拠点に、地域ごとに内容の違うカタログを届けたい」——そんな要望に、カタログ発送代行というキーワードだけでは語りきれない工夫が必要です。
吉岡印刷では、マゼンタ版とスミ版を差し替えながら印刷する手法と、仕分け・発送までを一気通貫で担う体制によって、この難しい要望に応えています。今回は、その具体的な工程を一次情報とともにご紹介します。
発送先ごとに内容が変わる「版差し替え」という難所
今回ご紹介するのは、全国の発送先ごとに本文の内容を変える必要がある、大ロット部数の中綴じカタログです。通常のオフセット印刷であれば「版」は固定されたまま印刷を進めますが、このカタログでは発送先に応じて版を差し替えながら印刷しなければなりません。
具体的には、マゼンタ版を差し替えることで地域ごとの案内情報を切り替え、さらに表4(裏表紙)に刷り込み情報があるため、スミ版の差し替えも多数発生します。通常の印刷に比べて管理すべき版数と工程数が桁違いに増える点が、この案件最大の難所です。
現場では2色機2台を同時稼働させて対応
生産現場では、まずカラー印刷を終えたあと、菊全判の2色機2台を同時稼働させながら、スミ版の差し替え印刷を進めています。1台ずつ順番に処理していてはスケジュールに間に合わないため、複数台を並行稼働させることで、多数のスミ版差し替えを計画どおりのリードタイムに収めています。こうした生産設備の詳細は技術の紹介ページでもご覧いただけます。
刷了後は、ホリゾンの製本機で中綴じ加工へとつなぎ、最終的に大部数を全国100拠点以上の発送先ごとに細かく仕分けし、自社から直接配送する体制を整えています。印刷・版差し替え・製本・仕分け・発送までを一気通貫で担うことで、カタログ発送代行を軸にした印刷物管理そのものをお任せいただける点が特長です。
ロットや差し替え点数に応じた柔軟なご提案
版差し替えの点数や部数、ロットの組み方によって、最適な生産スケジュールや工程の組み方は案件ごとに異なります。吉岡印刷では生産管理チームが中心となり、スケジュールの相談があった際には柔軟に予定を組み直しながら、差し替え点数や部数に応じて都度最適な提案を行っています。急な変更にも対応できる体制が、継続してお任せいただけている理由のひとつだと考えています。
打合せは年に数回、日常のやり取りはメールと電話で
打合せは年に数回、現地に伺う形で行っています。それ以外の日常的なやり取りは、メールや電話で密に行い、スムーズな連携を図っています。
まとめ:カタログ発送代行は「工程を重ねる」発想から生まれる
今回ご紹介した案件は、版差し替えや仕分け発送といった複数の工程が重なり合って初めて成立する仕事です。単純な「刷って終わり」の印刷ではなく、全国規模の発送まで見据えたカタログ発送代行をお考えの企業様は、ぜひお問い合わせください。
