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吉岡印刷の“特色印刷”が選ばれる理由
2026.01.17

― 7名の職人が生み出す、どんな色でも再現できる技術力 ―
印刷物において「色」は、単なる情報を超え、ブランドの世界観や商品の質感、企業の想いまでもを伝える大切な要素です。 吉岡印刷では、その「色」にこだわり続け、長年にわたり“特色印刷”の技術を磨いてきました。
私たちの特色印刷を支えるのは、社内に在籍する7名の印刷職人たちです。彼らは、目指す色味を的確に捉え、特色インキを一から調合し、精密な印刷へとつなげる高度な技術を日々実践しています。
中でも印刷技師は、繊細な感覚と豊富な経験を活かし、紙の種類や印刷条件に応じた色表現を実現。
どんな色でも高精度で再現できるのは、こうした職人の力があってこそです。
吉岡印刷が誇る特色印刷の魅力と、それを支える職人の技術について詳しくご紹介します。

特色印刷とは?
―「どんな色でも出せる」の本当の意味
一般的なカラー印刷は CMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック) の4色を重ねて色を表現します。
しかし、この4色には限界があります。蛍光色のような鮮やかな色、深みのある特定の色、ブランド固有の色などは、4色だけでは再現できません。
「CMYKの掛け合わせでは出せない色がたくさんあります。特色は、その“出せない色”を自分たちで調合して作るんです。蛍光色も、淡い色も、どんな色でも作れます。」
吉岡印刷には、“色をつくる”ことができる職人が現在 7名 在籍。今では多くの印刷会社が外注している特色インキの調合を、吉岡印刷は昔ながらに自社で行える稀少な会社なのです。

▲左は紙に直接インクを掛け合わせて作るCMYK印刷、右は印刷する前にインクを練って作る特色印刷
たった1色を作るために。
― 「まず、この色がどんな色かを理解する」ことから始まる
特色印刷の仕事は「混ぜれば完成」ではありません。まず、依頼された色を正確に理解するところからスタートします。
紙に実際に“打って”確認する
色を理解するために欠かせないのが、実際に紙にインキをのせてみる「打ち」の作業です。
「弱めに打つとこういう色、しっかり盛るとこういう色、というのを見分けていきます。」
同じインキでも、盛り加減で見え方が大きく変わるため、まずは「素材としての色」を把握することが重要なのです。

紙に乗った時の色の“変化”まで読む
― インキのクセと、盛り加減が色を決める
ここからが、特色印刷職人の本当の腕の見せどころです。
インキにはそれぞれ“性格”がある
印刷会社によって使うインキの種類は異なり、同じ「青」でもまったく違う傾向があります。
「黒みが強いインキもあれば、黄色味が強いインキもある。まずはそのインキの特徴を知ることが大事なんです。」
インキの“癖”を知っているかどうかで、最終的に出せる色の正確さは大きく変わります。
盛り加減で、乾いた後の色も変化する
インキは、印刷した瞬間の色と、乾いた後の色が変わる場合があります。
「盛り方で乾いた後の色まで変わるんです。紫なんかは、薄いと青み、盛ると赤みが出ることもあります。」
一度刷って終わりではなく、“乾燥後の色”まで見越して盛り加減を調整する──
まさに経験が必要な職人技です。

機械を操る技術
― 29カ所のインク量を1つずつ調整する世界
印刷の仕上がりを左右する重要な工程のひとつが、インキの供給量の調整です。
吉岡印刷では、印刷機に搭載された「キーボード」と呼ばれる装置を使い、印刷面に応じて29カ所のインキ量を手動で細かく調整しています。
「余白の部分はインクが出ないようにゼロにする。印刷がある部分だけインキが出るように細かく調整します。」
このような精密な調整により、印刷物の色ムラを防ぎ、常に均一で美しい仕上がりを実現しています。
職人の感覚と経験が求められる、まさに“手仕事”とも言える作業です。
特色職人としてのやりがい
― “一発で色が合った瞬間”が生み出す、職人ならではの達成感
特色印刷では、紙の種類やインキの特性、インキの盛り加減、そして乾燥後の色変化など、さまざまな条件が仕上がりに影響を与えます。
そのすべてを見極め、調合した色が一発で理想通りに決まったとき──それは、印刷職人にとってこの上ない喜びの瞬間です。
特に特色印刷は、わずかな違いが仕上がりに大きく影響するため、時には微調整を何度も繰り返すこともあります。
だからこそ、一度で狙い通りの色が再現できたときには、現場に小さな達成感と高揚感が生まれます。
この“感覚の精度”こそが、吉岡印刷が誇る職人技の真髄です。
吉岡印刷の強み
― 外注せず“自社で特色を作れる”希少な存在
多くの印刷会社が特色インキを外注する中、吉岡印刷は 自社で調合できる 数少ない会社です。
だからこそ、
✔ 細かい“色のニュアンス”まで再現できる
✔ チップでは表現できない“理想の色”に近づけられる
✔ 小ロットでも特色印刷に対応できる
✔ 品質トラブルを防ぎ、安定した仕上がりを実現できる
長年の経験を持つ職人が7名揃っていることが、吉岡印刷の誇りです。
最後に
特色印刷は、単なる技術ではありません。
色を理解し、インキを知り、紙の変化を読んで調整していく──
その積み重ねが、一枚一枚の品質を決めます。
吉岡印刷では今日も、現場の技術者たちが真剣に色と向き合い、お客様の「この色じゃないと困る」という想いを形にしています。
そして吉岡印刷は、手提げ袋・ショッパー・ブランドブック・カタログ・パンフレット・高級印刷物・ショップカード・名刺など、ブランド価値を左右する印刷物の制作において、“理想の色” を追求するパートナーであり続けます。
ブランドの世界観や質感を正確に伝えるための「色」を、職人オペレーターが一つひとつ丁寧に作り上げる──。
ハイブランド企業の担当者様にこそ、吉岡印刷の特色印刷のこだわりと技術が必ずお役に立てるはずです。

