調色こそ
特色印刷の真髄

Masterful Color Mixing
The True Heart of Spot Color Printing

装飾

職人のこだわりと、
色への誇り

色は、数字だけでは作れない。

特色印刷の核心にあるのは、調色という“職人の感覚と技術の結晶”です。DICやPANTONEで示される色も、実際に印刷物として再現するには、経験・勘・そしてこだわりが必要です。調色という仕事の奥深さ、特色印刷の魅力、そして全国のクライアントに選ばれ続ける理由をお伝えします。

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0.1gの違いが、印象を変える。

私たちが行う調色は、ただ色を混ぜるだけの作業ではありません。たとえばDIC-182という番号ひとつとっても、お客様の用紙の質感や、印刷環境によって、微妙に見え方が変わるんです。

そこに対して“ただ正確”ではなく、“印象に残る色”をどう出すかが、私たちの腕の見せどころです。調色の際、インキの配合比率を1g単位で変えるのは当然。0.1g、あるいはインキの“温度”までも調整する場合があります。

経験則と照明、実際に紙に刷ってみたときの“肌感覚”を頼りに、納得のいくまで調整します。私たちは配合・刷り出し・乾き具合まですべてを確認しながら、“その色”を追い込みます。自分たちが納得できる色が出せたとき、お客様が『この色だ!』と言ってくださる瞬間が、私たちの誇りです。

  • 深 碧

    深碧
  • Color

    私のこだわりの色

    技術者の信頼と静かな闘志

    この色には、私の中で“職人としての誇り”が詰まっています。緑という色は一見落ち着いて見えますが、調色においては非常に繊細で、少しのズレでも印象が変わります。
    深碧は、安定感と同時に内に秘めた強さがある色。まさに、職人の姿勢を映す色だと思っています。

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この色を、全国へ届けたい。

特色印刷で一番大切なのは、色の解釈*です。たとえば、ブランドカラーの“色”ひとつにしても、お客様によってその“理想の色”は異なります。だから、ヒアリングの段階からしっかりと『どんな印象を求めているのか』を理解することが重要です。

全国どこからでも特色印刷のご依頼をいただくようになり、お客様からは『ここまで忠実に再現してくれるとは思わなかった』という声もよくいただきます。調色の良し悪しは、印刷後にはっきりと分かります。私たちは納品物に自信があります。

色には“感情”が宿ると本気で思っています。だからこそ、温度と湿度、光の加減、紙質まで読み取って、その一色を創り上げていきます。特色印刷は、“データだけでは出せない表現”ができる分野。私たちの技術で、その価値を全国の方に届けていきたいです。

  • PANTONE165C

    PANTONE165C
  • Color

    私のこだわりの色

    人の目と心を惹きつける色

    特色印刷で依頼が多いのが“オレンジ”。中でもこのPANTONE 165 Cは、赤みと黄みのバランスが絶妙で、視認性が高く、活力を感じさせる色です。だからこそ、ちょっとのズレで“明るすぎる”“安っぽく見える”という課題が出るんです。
    私はこの色を、紙質・用途・環境に合わせて、一番映える状態に調整することに誇りを持っています。

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